【セッションレポート】大規模クラウドインフラ設計・構築案件の歩き方(AWS-28)#AWSSummit
こんにちは、八木です!
AWS Summit Japan 2024 に参加しております!!
「大規模クラウドインフラ設計・構築案件の歩き方」セッションの内容が素晴らしかったので、レポートします!
設計段階での骨組み作りや責任分解、ルールや、構築段階での手順整備やコスト管理、テストに至るまでを経験から語っていただいた内容で、プロジェクトマネジメントの観点でも、 改めて気づいたことや、学びが多かったです。
なおセッションのオンデマンド配信および、資料は公式サイトから登録後、視聴可能となっています!
- セッションスピーカー: 仲谷 岳志 氏
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所属:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
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プロフェッショナルサービス本部 プリンシパルビッグデータコンサルタント
セッションの感想
設計段階で基本設計や詳細設計の設計書項目の整理について触れられていましたが、設計事由は必ず含めることを言及されていました。 また、詳細設計書についても、初版は「IaC+文書」で残す(パラメーターがコードに残るのでそれで良しとするのではなく、初版は文書を添えたドキュメントにする)ことについても言及されており、初期でのこういった「人が読む目的」での文書を残すことを推奨されていたのが印象に残りました。
例えばIaCですとパラメーター自体はコードにあるため設計書にも残す必要が無いようにも思われがちですがそうではなく、レビューや引き継ぎ、チームでの説明をする人に対してのコミュニケーション上の配慮として必要ということですが、自分でも振り返るとドキュメントに書くことを省くこともありがちではあったため、気をつけるべきポイントとして再認識できた気がします。
また構築段階において、開発開始時点からコストを管理すること(本番運用を開始する前に始めること)も当たり前のようで大規模だと特に重要となってくるので、その点も改めて気づきを得ることができました。
ここに挙げた点以外についても、特に大規模なプロジェクトでのクラウド移行案件や、環境構築案件を担当される方には学びが多いセッションと思いましたので、興味のある方はご視聴をお勧めいたします!